国内自動車メーカー大手8社の世界生産台数は、前年同期と比べて6.3%増の1432万9630台となった。各社が2017年1~6月期の生産実績(速報)を、2017年7月28日に発表した。
最も多いのはトヨタ自動車の454万7000台で、前年から2.1%増えた。
日産とホンダ、中国生産がけん引
全社とも海外生産が好調で、前年同期の実績を上回った。
なかでも、日産自動車とホンダは中国での生産台数を大きく伸ばした。日産は前年同期と比べて14.1%増、ホンダは24.2%増と、それぞれ過去最高。その結果、海外生産および世界生産台数でも上半期として過去最高を記録。日産の世界生産台数は6.9%増、ホンダは4.2%増と伸ばした。
また、スズキもインドやタイでの生産台数が増加し、上半期としては過去最高を記録した。