「どうやったら三日坊主を克服できるのか?」
米人気ブロガーのスティーヴン・ガイズ氏は「ご褒美で釣る」方法が有効だといいます。自分の脳にご褒美を与えることで、「習慣」が定着化するそうです。じつは、私が試行錯誤の末にたどりついた結論も「自分にご褒美」作戦でした。
1問解いたら、コーヒーをひと口作戦
三日坊主を克服するカギは、脳を味方につけることだといいます。
脳が抵抗感を示さないほど「小さな」行動を目標にします。たとえば、「1日1単語覚える」といった「もっとも小さな」行動から始めます。そして、どんなに小さな目標でも、達成した後に「ご褒美」をあげる。そうすると、脳は満足感を感じてその行動を続けられるのだと、ガイズ氏は解説しています。
「ご褒美」で脳を味方にする作戦です。
それでは具体的に、どんな「ご褒美」を与えればよいのでしょうか?
脳が喜ぶものであれば「ご褒美」は何でもいい、とガイズ氏はいいます。ガイズ氏は「笑い」をご褒美にしているそうです。目標を達成した後に、ユーチューブでユーモラスな動画を見て笑うことが彼にとっての「ご褒美」だそうですから、人それぞれということでしょう。
私にとっての「ご褒美」はズバリ「おいしいもの」です。
コーヒー好きの私は、「おいしいコーヒー」で自分を釣ることにしています。
英語の学習をする時は、いつも淹れたてのコーヒーが入ったカップを横に置きます。芳しいコーヒーの香りに誘惑されてもガマン、ガマン。目標を達成するまでは口を付けません。目標を達成したら、「ご褒美」として、ひと口飲めるという作戦です。
たとえば、「英語の問題を1問解いたら」「このページを終えたら」と自分なりの区切り(目標)を定めます。そして答え合わせが終わったらコーヒーを飲む。コーヒー欲しさで問題を解くうちに、気がついたら勉強が進んでいる、といった狙いです。
「朝カフェ作戦」も効果的です。
朝の30分、お気に入りのカフェで英語の勉強をするのです。おいしいコーヒーもさることながら、焼きたてのトーストやクロワッサンがあると効果バツグン。「目標を達成したらコーヒーとパンを、ひと口ずつありつける」ルールにすると、空腹を満たしたい一心で学習ペースが妙に上がります。達成感もハンパありません(笑)。