世界的な株高が続いている。なかでも、米ニューヨーク株式市場はトランプ大統領のロシアゲート問題がくすぶってはいるものの高値圏を維持。日本をはじめ、世界をけん引している。米国経済の強さを背景に、ドル買いが鮮明に。早稲田YTが、その波をとらえた。
明治NSは休戦。
ダドリー総裁発言が「助け舟」に
6月16日(金)
この日は、日経平均株価が大幅に上昇していたこと、また米国の10年債利回りが上昇したことを受けて、ドル買い円売りが進むと予想した。予想どおりに円安が進み、夕方ごろに一たん取引を終えようかと考えたが、ロンドン市場が始まり、欧州株が全面高となったことで、さらなる円安が進むと予想。取引を続けることにした。
その結果、さらに円安が進み、利益を出すことができた。
1ドル111.15円で買い、1ドル111.40円で売った。
2386.59円が2411.32円となった。
6月19日(月)
日経平均株価が大きく上昇。また、欧州株も全面高となっていたため、米国の10年債利回りは低下していたものの、ドル買い円売りが進むと予想した。しかし、実際は米10年債利回りが低下していたことで、予想とは裏腹にやや円高が優勢になっていた。
夜になって、ニューヨーク連邦準備銀行のウィリアム・C・ダドリー総裁が、米国で利上げの可能性があることを示唆したため、一気に円安が優勢となり、急騰した。
予想した理由とは異なっていたが、結果的オーライ。円安となり、利益を出せた。
1ドル111.05円で買い、1ドル111.20円で売った。
2411.32円が2426.42円となった。
6月29日(木)
この日は、米国の10年債利回りが上昇していたことと、日本時間夜の21時30分に発表された米国の1~3月期のGDP(国内総生産)確定値が予想を上回るよい数字であったことから、ドル買い円売りが進むと予想した。予想どおり円安が進み、利益を出すことができた。
1ドル112.60円で買い、1ドル112.75円で売った。今週は好調だった。
2426.42円が2441.68円となった。
前回(6月9日)からの損益 +55.09円
2017年6月29日現在 2441.68円
有終の美 早稲田YT、1年で2.5倍に利益積み上げ
7月4日(火)
この日は朝早くに北朝鮮がミサイル一発を発射したとの報道が出たが、日経平均株価は下落していなかったため、午前の時点では取引しなかった。その後、北朝鮮が15時30分より重大発表を行うとの一報が入ってきて、日経平均株価は下落。地政学的なリスクが高まると考え、円買いドル売りが進むと予想した。予想どおり円高が進んだが、一時的なものとなったが、19.64円のプラスで終えた。
1ドル113.10円で売り、1ドル112.90円で買った。
2441.68円が2461.32円となった。
7月12日(水)
米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が利上げに関して慎重な姿勢を示したことから、米10年債利回りが急激に下落。このことから、リスク回避を目的に円買いが進むと予想した。予想どおり円高が進み、一時112円台まで下落した。
1ドル113.47円で売り、1ドル113.05円で買った。
2461.32円が2503.67円となり、42.35円の大きなプラスとなった。
前回(6月29日)からの損益 +61.99円
2017年7月12日現在 2503.67円
※ 「FX早明戦 1000円から始める為替バトル」の結果発表
早稲田YTは、1年間で1000円から2503.67円。明治NSは、1000円から2352.03円(2017年2月23日時点)に、両者とも2倍を超えて殖やすことができました。
8月からは新たに、慶応大学が参戦。投資額も1万円に引き上げます。各大学とも、自信満々に腕をぶしています。乞う、ご期待です!