清涼飲料メーカーのダイドードリンコは2017年7月11日、沖縄県浦添市内に「飲酒運転根絶しゃべる自動販売機」を設置したと発表した。
硬貨を入れると、「飲んだら乗らない、乗るなら飲まない、飲酒運転しないでね!」と、自販機がおしゃべりする。飲酒運転の根絶を目的としたメッセージが流れる自販機の設置は全国で初めてという。
「ちょっぴんだけでもダメですよ!」
「飲酒運転根絶しゃべる自動販売機」は、ダイドードリンコの自動販売機のおしゃべり機能を活用。自販機に硬貨を入れたときのほか、商品の選択ボタンを押したあと、沖縄で人気のタレント「ゆうりきや~」の二人の声で、
「飲んだら乗らない、乗るなら飲まない、飲酒運転しないでね!」
「飲酒運転は犯罪です。ちょっぴんだけでもダメですよ!」
「すべてを失う飲酒運転!絶対にしないでよー」
と訴える。
この自販機は、沖縄県警浦添警察署と浦添地区交通安全協会の協力を得て設置したもので、「飲酒運転はだめヨ~」といったメッセージや「STOP!!飲酒運転」のロゴをデザイン。浦添警察署の管轄エリアにあたる浦添市と西原町を中心に自販機を展開することで、飲酒運転の根絶を啓発していく。
自販機では、沖縄限定の「さんぴん茶」などを販売。ダイドードリンコによると、7月24日から今夏の新商品としてエリア限定で販売する、沖縄の夏を感じさせるフレーバーウォーター「miu パイン&シークヮーサー」も取り扱っていく予定という。