「小さな習慣、大きな成果」 これで解決!「3日坊主」のあなたの英語(20)

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

大きな目標はもたないほうがいい

(3)モチベーションよりも「意志」が大事

   筆者は「モチベーションを上げたいと思ってはいけない」と言います。モチベーションは強い「感情」であり、結局は「気分」に左右されるから、という理由ですが、私もまったく同感。これまでの経験から「やる気」は当てにならない、と痛感しているからです。

 

   ムラのある「やる気」よりも、冷静な「意志」のほうがよほど信用できます。

   「よし、やるぞ!」といくら「やる気」を出しても続かなければ意味がない。これまでの人生で「やる気」が2週間以上続いたことは...... 恥ずかしながら、一度もありませんでした。

(4)たくさんやろうと頑張ると、かえってできなくなる

   私がもっとも共感したのが、「たくさん頑張ろうとすると、かえってできない」というセオリーです。まさに最近も、欲を出して失敗したところだったからです。

   アラフィフになってオンライン英会話にはまっていることは、以前にこの連載でご紹介しました。ところが、1日1レッスン(25分)のノルマでは物足りずに、欲を出して1日2レッスン(50分)に増やしたとたんにブレーキがかかってしまいました。

   予想以上にハードルが高くて、「今日は時間がない」と、ゼロレッスンの日が続いたのです。ふたを開けてみたら、1レッスンずつコツコツと受講していた時のほうが、たくさんレッスンを受講できていました。

   1日たった25分レッスン時間が増えただけですが、この差は大きかった。25分ならスキマ時間でやりくりできますが、50分は無理。精神的にも肉体的にも負担にならない程度の「小さな習慣」にこだわる大切さを痛感して、今はまた「1日1レッスン」に戻って毎日コツコツやっています。

   「やる気」にこだわって大きな目標を追い求めることが、3日坊主を招きます。小さな行動を続けることの大切さに、あらためて気づかされました。(井津川倫子)

今週のニュースな英語
~ G20会場を抜け出したトランプ大統領が会っていたのは? ~

   ドイツ・ハンブルグで開かれたG20で、米国トランプ大統領の席に代役として長女イバンカ氏が座る一幕があり、物議を醸しています。中国の習国家主席と英国のメイ首相と並んで座ったイバンカ氏に疑問の声が殺到しましたが、トランプ氏がツイッターで、こう反論しました。

   When I left Conference Room for short meetings with Japan and other countries, I asked Ivanka to hold seat.

   (私が日本や他の国とのミーティングで席をはずしているあいだ、イバンカに席に座るよう頼んだ)

   えっ、トランプ氏が離席したのは、日本との会合に出席するため? ということは、安倍首相も一緒に離席していたということでしょうか?

   BBCは、トランプ大統領はインドネシア大統領に会っていたと報道していますが安倍首相にはひと言もふれていません。日本のメディアもしかり。

   もしかして、トランプ大統領の記憶違い?

   謎は深まるばかりです。

kaisha_20170303104637.png
井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。TOEIC(R)L&Rテストの最新スコア970点。これまで英検、TOEIC、TOEFL、IELTSをすべて受験し、GMATにも挑戦。30年近く仕事をしながら英語を学び、海外駐在員として滞在したロンドンでは、イギリス式の英語学習法も体験した。「いくつになっても英語は上達できる」をモットーに、40代での英語やり直しを提唱している。現役ビジネスパーソンならではの実践的なアドバイスが「役に立つ」と人気。
姉妹サイト