レオパレス21、開錠時に顔認証 賃貸物件で初

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   レオパレス21は、東京都港区に2017年7月31日に竣工する賃貸マンション「LOVIE 麻布十番」から、顔認証で玄関を開錠するシステムを導入する。7月10日に発表した。

   同社によると、顔認証システムの導入は賃貸物件では初めてという。

  • 顔認証システムで、賃貸マンションの安全性が向上!(画像はイメージ)
    顔認証システムで、賃貸マンションの安全性が向上!(画像はイメージ)
  • 顔認証システムで、賃貸マンションの安全性が向上!(画像はイメージ)

荷物を持ったまま、開錠できるように

   導入する顔認証システムは、NECの顔認証AIエンジン「NeoFace」で、高速・高精度の顔認証を実現している。居住者がマンションのエントランスに備え付けられたタブレット型の機械(PC)に顔を近づけると、顔の骨格などからサーバーに登録されている画像と一致するかどうかを判別する。登録してある顔と認識すれば、自動ドアのオートロックが開錠される。

   顔認識システムを導入した背景を、レオパレス21はJ‐CASTニュースに、「昨年末にNECの顔認証システムについて知る機会があり、その後ショールームなどを実際に拝見したところ、住まいに新しい価値を提供できると確信したため、導入を決定しました」と話した。

   また、導入理由について、「顔認証は特別な操作が不要で、荷物を持ったままのウォークスルー入退場など、非常に利便性が高いことに加えて、認証の精度も指紋認証や静脈認証に次いで高く、認証精度と利便性のバランスに優れているため、賃貸住宅のセキュリティ仕様に合致しているため」という。

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