どうして「圧力に負けました」といえないのか!
こうした文科省と内閣府との遣り取りについて、新聞社の質問に前川さんが答えている。
「文科省がそれらの言葉を持ち出され、圧力を感じなかったと言えば、ウソになる。『総理のご意向』『最高レベル』という言葉は誰だって気にする。私だって気にしますよ」
どうして「圧力に負けました」と言えなかったのか。僕の想像では、それだと、自分たちの弱さやいい加減さをさらけだしてしまう。そんなのはイヤだから、表現を少し和らげた。いま男を上げている前川さんだけど、ズルさも見え隠れする。
僕の記憶では、「・・・ と言えばウソになる」は使われだして30年や40年にはなり、今や手あかにまみれた感もする。そろそろご退場を願いたい。(岩城元)
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