ビットコインなど仮想通貨への投資を行う投資家が少数に限られていることが、マネックス証券の調べでわかった。2017年6月15日に発表した。
調査は、日本と米国、中国(香港)のマネックス証券で取引をする個人投資家に、インターネットで聞いた。日米で「すでに投資をしている」のは全体のわずか3%だったが、中国(香港)では10%を超えていた。同証券は、「実際に投資している人の割合はまだまだ低い」とみている。
米中と日本、認知度で大きな差も
さらに、仮想通貨の認知度を調べたところ、米国と中国(香港)の投資家の20%程度は「仮想通貨を知らなかった」と回答。一方で、日本は2.4%にとどまった。投資はしなくても、ほとんどの投資家が「仮想通貨を知っている」と答えた日本とは大きな差があった。
今回の調査は、2017年5月29日~6月2日に実施した。