白物家電の2017年5月の国内出荷額は、前年同月と比べて8.1%増の1919億円となり、9か月連続のプラスとなった。日本電機工業会が6月20日に発表した。
なかでも、電気洗濯機は前年同月比0.3%増の23億円と、11か月連続プラスと好調だった。
大型洗濯機で「まとめ洗い」が人気に
電気洗濯機が好調な理由について、日本電機工業会はJ‐CASTニュースの2017年6月20日の取材に、「消費者のニーズが大型に切り替わったこと」があるとみている。
加えて、2002年以降に消費増税の影響で売り上げが落ち込んだものの、「15年ほど経ってようやく、増税の影響から回復しつつある」という。
最近の電気洗濯機の売れ筋は、「まとめ洗い」ができる大型が好まれている。また、「買い替え需要」も後押ししている。
このほか、ルームエアコンが 前年同月と比べて6.2%増の731 億円と、5か月連続のプラス、電気冷蔵庫が3.5%増の323 億円と、2か月連続のプラスとなった。