ハウステンボス(長崎県佐世保市)のVR(仮想現実)テーマパークが、東京・渋谷に初めて進出する。
商業施設「渋谷モディ」の地下1階で、本家の人気コンテンツをそろえたVRテーマパーク「SHIBUYA VR LAND by HUIS TEN BOSCH」を、2017年6月17日にプレオープン。24日にはグランドオープンを迎える。
より大きなマーケットへ
長崎のテーマパーク「ハウステンボス」は2017年3月、VRコンテンツを集結した催し物「VRの館」をオープン。マーケティング部の担当者によると、VRコンテンツの種類は現在24を数えるといい、「日本一だと自負している」と、胸を張る。
その担当者は6月12日、J‐CASTニュースの取材に「長崎ではマーケットが小さい。(このコンテンツを)より大きなマーケットへ持っていきたかった」と、東京進出の理由を話した。
「SHIBUYA VR LAND」は、都会の真ん中で反対方向のバンジージャンプを体験する「ウルトラ逆バンジー」や、実在する心霊スポットを探検する「VR心霊百物語」、前後左右から襲いかかる敵を武器で撃退する「BLAST×BLAST」など、5つのコンテンツを常設する。
料金は1人2200円(税込)。対象年齢は「8歳以上」の推奨だが、13歳未満は保護者の同意を必要とする。
東京進出を足がかりに、他の地域へ進出する可能性はあるのかの問いに、担当者は、「東京でどういう反応があるかを見て、今後の展開を考えていきたい」と含みを持たせた。
VRテーマパークの誕生に、ツイッターでは、
「渋谷でハウステンボスのVR体験できるようになるじゃん」
「渋谷にVR体験施設増えてきてるなぁ」
「気になる!が、どうかこけないで欲しい」
といった声があがっている。