2017年夏季の大手企業のボーナス(一時金・賞与)平均額は、前年比4.56%減の91万7906円だったと、2017年6月9日に日本経済団体連合会が発表した。
前年を下回るのは2012年以来、5年ぶりとなった。
造船で大きく減少
業種別でみると、製造業の平均額は前年比4.69%減の92万6561円。非製造業では、0.12%減の63万8119円だった。今回調査した主要11業種で最も多かったのは、自動車の99万5492円。次いで電機の84万6328円、化学の84万383円が続いた。
11業種のうち、増加したのは非鉄・金属、食品、繊維、化学の4業種。残り7業種は減少した。
もっとも増加率が高かったのは、非鉄・金属で前年比4.18%増の77万3342円。一方、もっとも減少率が高かったのは、造船で7.16%減の76万8688円だった。
調査は、東証一部上場で従業員500人以上の主要21業種大手252社を対象に実施。11業種82社が回答した。第1回集計。