本に囲まれ、「暮らすように滞在する」をコンセプトにしたブックホテル「箱根本箱」が神奈川県箱根町に2018年春に開業される。日本出版販売が2017年6月5日に発表した。
本離れが進むなか、日版は「本にふれあう機会をつくりたい」としている。
露天風呂でゆっくり、のんびり
ブックホテルには、全館に国内外の新刊・古書、洋書合わせて2万冊の本を置く予定。館内全体を「書斎」の装いに仕上げ、「本のある暮らし」を宿泊客に提供する。
宿泊客は、自身が持ち込んだ本はもちろん、置いてある本を自由に読めるほか、館内には箱根町で最大規模の書店も設置。本の購入もできる。
客室は洋室19室。18室に温泉露天風呂が付いている。
J‐CASTニュースの2017年6月8日の取材に、日版は「本を手に取る機会が少なくなるなか、本にふれる機会をつくっていきたい」としている。
宿泊は、朝食付きで1泊1万9000円から。