メルカリ、支払い繰越しOK「月イチ払い」開始 「これ大丈夫?」の声

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   フリーマーケットアプリの「メルカリ」は、購入した商品代金の支払いを翌月に繰り越せる「メルカリ月イチ払い」を、2017年6月5日から試験的に開始した。

   購入した商品の決済を、コンビニエンスストアで支払うユーザーは多く、ヘビーユーザーともなると購入の都度、コンビニまで足を運ぶ必要があった。そういった不満を解消する手段として、新たな支払い方法を導入した。

  • メルカリ「月イチ払い」の利用画面
    メルカリ「月イチ払い」の利用画面
  • メルカリ「月イチ払い」の利用画面

支払い延期サービスの落とし穴?

   メルカリの決算手段はこれまで、クレジットカードや各種携帯キャリアでの支払い、コンビニ、銀行ATMなどを用意していた。なかでも「コンビニ払い」を利用するユーザーは多かった。

   支払い延期サービス「メルカリ 月イチ払い」は、利用限度額が2万円まで。「コンビニ払い」「銀行ATM」「メルカリでの売上金との相殺」による支払い時のみ、利用できる。

   商品を購入して支払いを繰り越すたびに1品100円(税込み)の手数料がかかるが、たとえば月半ばに複数の商品を購入した場合でも、支払いを翌月に繰り越して、まとめて決済できる便利さがある。

   まずは、過去の利用実績をもとに一部の利用者のみを対象に開始。その後、利用状況などを見ながら、順次拡大していくとした。

   一方、Eコマース(電子商取引)の支払い延期サービスをめぐっては、スタートトゥデイが運営するファッションサイト「ZOZOTOWN」の「ツケ払い」に、一部で疑問視する声があがっていた。

   「ツケ払い」は、総額5万4000円以内であれば、購入から最大2か月間支払いを遅らせることができる。簡単に利用できるため、ユーザーの支持を集めているが、未成年者などが無計画に利用してしまい、返済が滞るといった問題も露呈した。

   メルカリの「月イチ払い」でも、同様の問題を懸念する声は少なくないようで、ツイッターには、

「また問題発生が目に見える新機能追加しちゃって... ツケ払いの混乱が見えなったのか」
「メルカリの月イチ払いの試験運転案内来たとけどさ... これ大丈夫なんかな? 払いきれない人絶対でるでしょ... 後払い制はホントに恐ろしい」
「なるほどクレカ持てずにコンビニ払いしてる若年層向けサービスなのかコレ」

などの指摘が相次いだ。

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