5月の新車販売台数、軽自動車の伸び大きく

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   2017年5月の国内新車販売台数は、軽自動車を含め、前年同月比12.4%増の37万2576台で、7か月連続のプラスとなった。日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が6月1日に発表した。

   普通乗用車など登録車の販売台数は、前年同月と比べて6.1%増の23万7512台と好調。また、軽自動車の販売台数は13万5064台。25.3%増と大きく伸ばした。

  • 軽自動車が大きく伸びた!
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燃費不正の反動

   軽自動車の伸びが著しい。その背景には、2016年に発覚した燃費不正問題がある。16年5月の軽自動車の新車販売台数は前年同月比14.3%減の10万7834台と、大きく落ち込んでいた。その反動がある。

   燃費不正問題で軽自動車の生産・販売を一時停止していた三菱自動車は3.91倍、同社からOEM供給を受けていた日産自動車は4.22倍と、販売台数を大幅に増やした。新型車の効果もあり、2015年4月の軽自動車税の引き上げから丸2年が経過したことで、回復基調に乗ってきたとの見方もある。

   一方、登録車(ブランド別)をみると、スバル(31.5%増)、日産(13.6%増)トヨタ自動車(8.7%増)、が好調。トヨタは2017年4月に引き続き、新型スポーツ用多目的車(SUV)「C‐HR」などが売れた。その半面、ホンダは10%減、マツダは3.2%減だった。

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