今がチャンス!? ビジネスに生かせる「トランプ」ウォッチ (13)

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「英語でインプット、日本語でアウトプット」でぐんぐん上達!

   英語はインプットだけでは上達しませんし、モチベーションが続きません。アウトプットの場を意識的につくることが大切です。

   SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)を利用している人は、ブログやツイッターでネタを披露してもいいでしょう。この、英語でインプット、日本語でアウトプットの習慣を続けると、驚くほどに英語を読む力(聴く力)が上達します。

   私もこの連載のネタを探して海外メディアをウォッチするうちに、以前よりも英語を読むスピードが上がりました。

   ちなみに、CNNツイッターのチェックは、朝起きて一番の習慣にするといいでしょう。 日本のメディアよりもいちはやく旬な話題を披露することで、優越感を抱くことができますよ(笑)。(井津川倫子)

今週のニュースな英語 ~ 世界中が検索した急上昇ワードって? ~

   コミー元FBI長官の解任劇が引き金となって、トランプ大統領をめぐる潮目が変わってきたと報じられています。このところ、メディアをにぎわせているワードが「impeachment」(弾劾)です。

   トランプ大統領のマル秘発言を記したメモの存在が明らかになった直後は、グーグルトレンドで、一気に上位に躍り出たそうです。世界中の人々が「impeachment」を検索したのですね。

   実際は、トランプ大統領の「弾劾」には相当な年月と手続きが必要で、長い道のりになるそうです。現時点では、「彼の行動はimproper(不適切)だが、illegal(違法)だと証明することは難しい」との見方が主流です。

   ちなみに、過去に弾劾訴追された米大統領は、アンドリュー・ジョンソン氏とビル・クリントン氏の2人だけです(いずれも、罷免は回避)。ふだんは聞き慣れないワードですが、今年前半の流行語大賞は間違いなし、でしょうか。やっぱり、トランプ大統領からは目が離せません。

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。TOEIC(R)L&Rテストの最新スコア970点。これまで英検、TOEIC、TOEFL、IELTSをすべて受験し、GMATにも挑戦。30年近く仕事をしながら英語を学び、海外駐在員として滞在したロンドンでは、イギリス式の英語学習法も体験した。「いくつになっても英語は上達できる」をモットーに、40代での英語やり直しを提唱している。現役ビジネスパーソンならではの実践的なアドバイスが「役に立つ」と人気。
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