今がチャンス!? ビジネスに生かせる「トランプ」ウォッチ (13)

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海外メディアの難易度、雑誌が一番難しい

   海外メディアの難易度は、雑誌が一番難しくて、次に新聞、一番わかりやすいのがテレビ局のウェブサイトです。私は、BBCのウェブサイトを毎日チェックしていますが、テレビ局のウェブサイトは比較的やさしい英語で書かれているのでオススメです。

   日本では、週刊誌や雑誌のほうが新聞よりやさしいイメージがありますが、エコノミストやニューズウイークなどの海外雑誌は専門用語が多くて上級者向けです。

   カラフルな表紙やキャッチ―なタイトルにひかれて安易に飛びつかないほうがいいでしょう。

   私は、ビジネスマンが英語を学ぶゴールの一つは「海外メディアの情報を読める(聴ける)ようになること」だと思っています。

   ビジネスの場面で役に立つのは、相手との共通の話題です。今なら「トランプネタ」に勝るものはありません。相手が外国人であれ、日本人であれ、ビジネス界の最強でテッパンのネタです。

   特に、仕事で英語を使っていない人、ふだんは英語を話す機会がない人こそ、海外メディアはオススメなのです。英語で得た知識を、日本語でアウトプットするのです。

   取引先との雑談やミーティングの場で、「そういえば、トランプ大統領が○○とツイートしましたね」「CNNが新しいリーク情報を流していましたよ」など、仕入れた「ネタ」を積極的に披露しましょう。知ったかぶりは禁物ですが、「みんなが知らない最新ネタ」は予想以上に重宝されるはずです。

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。TOEIC(R)L&Rテストの最新スコア970点。これまで英検、TOEIC、TOEFL、IELTSをすべて受験し、GMATにも挑戦。30年近く仕事をしながら英語を学び、海外駐在員として滞在したロンドンでは、イギリス式の英語学習法も体験した。「いくつになっても英語は上達できる」をモットーに、40代での英語やり直しを提唱している。現役ビジネスパーソンならではの実践的なアドバイスが「役に立つ」と人気。
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