シビアな妻「夫の仕事」で離婚、衝撃の50.2%

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   夫の仕事を、妻たちはシビアにみているようだ。

   しかも、年収そのものよりも、「夫の仕事」に不満を募らせているらしく、業種によって大きな差があることがわかった。

  • 夫の仕事に対する妻の目は厳しい
    夫の仕事に対する妻の目は厳しい
  • 夫の仕事に対する妻の目は厳しい

えっ!年収1000万円でも「給料低い」と......

   6月といえばジューンブライド。そして、うれしいボーナスの季節だが、どうも世の妻たちが夫の「仕事」に向ける視線は厳しいようだ。

   与信管理サービスを提供するリスクモンスターの「離婚したくなる亭主の仕事」(4月26日発表。20~49歳の既婚女性600人を対象に調査)からは、妻たちのシビアな考え方がビンビン伝わってくる。

   調査結果によると、「夫の仕事に対する不満がある」と答えた妻は50.2%。「不満はない」の49.8%をわずかだが上回っていた。

   この不満の有無を年収別に集計してみると、「300万円未満」が「不満度」が最も高く、65.1%。次いで「300万円以上400万円未満」が64.5%、「400万円以上500万円未満」の62.1%と、年収500万円未満の家庭で不満を感じる割合が高まっていた。

   ただ、「500万円以上600万円未満」は42.1%、「600万円以上800万円未満」が37.3%、「800万円以上1000万円未満」で20.9%、「1000万円以上1500万円未満」でも36.4%が不満を感じているというから、夫にしてみれば、「いったい、いくら稼げばいいんだ!」と怒鳴りたい気分ではなかろうか。

   ようやく妻の不満がゼロになるのは「1500万円以上」だった。

   ただ、「夫の仕事が原因で離婚したい」と答えた女性は、全体で8.2%とそれほど高くなかった。

「別れたい」業種 娯楽、運送、飲食、医療に多く

   ところが、これを業種別にみると、夫が「娯楽業」に勤めている妻のうち、「夫の仕事が原因で離婚したい」と答えたのは18.2%。「運輸業」や「不動産業」は15.4%、「飲食店・宿泊業」は14.8%、「医療、福祉」は12.1%。

   一方、「離婚したい」と答えた妻が少ない業種は、なんといっても安定の「公務員」。あとは「卸売業」などがゼロだった。職業によって、大きく差があることがわかった。

   この調査結果に、ツイッターでは、

「結局は金かよwww」 「離婚したくなる亭主の職業って、結婚する前にわかってるんじゃないの?」 「1000万円プレーヤーでも20%が給料低いと思われてるのか......」 「旦那の給料300万円未満とか。そりゃ生活できないよね...」 「薄給な私より低いとか。絶対生活なりたたない」

   といった声が寄せられている。

   その一方で、

「旦那の性格が嫌で離婚はしたくなるけど、職業で離婚したいとは思わないけどな」 「お金が原因の1つなのはわかるが、仕事が原因になるんだな... それでいて生活水準は下げるなって言うんだろ? 難しいなぁ...」 「飲食や運送、医療や介護ってイメージ的に労働条件キツいし給料が安いイメージがあるもんね

   などといった声もあった。

   なかには

「年収と業種を結婚するリスクと考える、そりゃ慎重になるわな」

   と、男性からの気弱な声も見つかった。

   こんなところにも、日本の婚姻率が下がり続けている一因があるのかもしれない。

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