新築分譲マンションの購入を検討している人の買いどき感は45.8%にのぼる、とリクルート住まいカンパニーが5月18日に発表した。
一戸建て住宅など、ほかの住宅タイプ購入の買いどきを上回る結果となっている。
消費税が上がる前に......
調査によると、一般生活者の中で、今が「住まいの買いどき(住宅の購入、建築・リフォームのタイミング)」と感じている人は、前回(12月度)から1.6ポイント増えて17.2%。また、住み替えやリフォームを検討している人の買いどき感は、前回から2.4ポイント増えて44.6%となった。すべての住宅のタイプで買いどき感が高まった。特に新築分譲マンションは、前回よりも7.2ポイントと大幅に伸びている。
「買いどき」と感じる理由の1位は、「消費税の引き上げが予定されているから」で、前回調査時よりも1.6ポイント増の21.8ポイントだった。
「買いどき」と感じる理由で、前回調査と比べて最も伸びたのは、「景況感が上昇しているから」で、前回から2.8ポイント増えて15.9ポイントとなった。前回調査で1位だった「お金が借りやすいから」は4四半期連続の低下で、今回は2位だった。
なお、調査は首都圏、関西、東海、札幌市、仙台市、広島市、福岡市に住む20歳以上70歳未満の男女に聞いた。回収サンプル数は1035人。