JDI株は「ゾンビ」だ! 今から買える、その根拠を示す

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

リベンジのとき、来たる!

   じつは過去、JDI株には痛い目にあわされた。初めて購入したのは2014年7月7日。619円で100株を購入。公募価格を3割下回っていたため、これ以上はそんなに下がらないのではないかと考え購入した。これが甘かった。

   その後もさっぱり。350円~400円のあいだで、全株を売却。そのときは合計で17万円の損失(最大2000株を保有)を被った。

   最近の株価推移をみると、240円近辺で安値安定。最悪でもさほど大きな損害にならないと考えた。それよりも、米アップルや中国勢からの受注動向次第で、株価は大きく動く可能性を秘めているのだ。

   JDI株は、2016年8月1日の138円を底に、16年11月21日には400円まで戻したが、その後も相変わらず下がり続けている。そこで、株価の上限が268円(16年高値398円と16年安値138円の中間)~下限160円(16年高値398円の4割)のレンジ内なら、これまでの株価の推移から見ても割安ではないかと考え、「買い」のタイミングとみた。

   2017年3月22日に262円で100株、27日には247円で100株を購入した。今後の企業業績と株価推移を見ながら、年初来安値の225円近辺での買い増しを、と考えていた矢先の5月2日には「Jディスプレイ赤字に」の報道に、朝一番で100株を成り行き注文で購入(取得価格228円)した。

   5月10日の決算内容しだいでは、さらなる下げがあるかもしれない。(石井治彦)

2017年5月8日現在 300株保有 平均取得単価 264円57銭

年初来高値 2017/01/05 364円

年初来安値 2017/04/13 225円

直近 終値 2017/05/08 231円

石井治彦(いしい・はるひこ)
   1970(昭和45)年に大学卒業後、自動車大手に勤務。リース販売を手がける。投資歴は実質25年。入社後にユーザーと接するなかで得た情報と自分の知識で、最初のボーナスをもとに株式運用を開始。しかし、78~98年の20年間は投資する余裕がなく、休止に。それが幸いしてバブル崩壊の痛手は軽傷だった。ただ、いつでも動けるよう、日本経済新聞をはじめ経済誌などには目を通していた。
   「現物株式取引」と「長期投資」が基本姿勢。2011年の退職後は少しの小遣い稼ぎと、興味をもって経済誌を読むために株式を保有している。現在、14の銘柄で、1万3800株を運用。東京都出身、69歳。
姉妹サイト