自動走行バス 6月、石垣島で実証実験

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   内閣府は2017年6月、石垣島(沖縄県石垣市)で自動走行バスの実証実験を実施する。

   実証実験はこの3月にも、沖縄県南城市でも実施。6月の実験では、乗車する一般利用者から、バスの乗り心地などを聞き取る狙いがある。

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新石垣空港から市中心部までを走行

   内閣府沖縄振興局の担当者は2017年5月8日、J‐CASTニュースの取材に、「地元住民や観光客に乗ってもらい、乗り心地や利便性はどうか、今後の課題はどうか、などのヒアリングをしたい」と話した。

   実験ルートは、新石垣空港から市中心部までを走行することは決まっているが、具体的な日時や内容などについては「これから検討していく」という。

   また、実証実験で技術面をみている内閣府政策統括官(科学技術・イノベーション担当)付の担当者によると、3月の実験では、定員約20人の実験用バスが全地球測位システム(GPS)で設定された軌跡に沿い、往復約2キロの一般車も走る公道を時速約30キロで走行した。

   「バス停にぴたりと止まれるか」などの「技術面」を検証した3月の実験と異なり、6月の実験では、利用者の乗り心地やニーズなどの「社会面を確認する」目的があるという。

   担当者は、「検討中」としたうえで、「前回(3月)の実験より、交通量の多い道路環境で実施したいと考えている」と明かした。

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