先日、友人と食事をしながらハンカチの話になりました。持ち歩かない人が増えたような気がする、と言うのです。
確かに、女性用トイレでもハンカチを使わずにペーパータオルやハンドドライヤーを利用する人がほとんど。子供の頃は、ハンカチとティッシュはセットで鞄に常に入れておくよう、親から口うるさく言われたものですが、最近はどうなのでしょうか。
ハンカチの使い方に、ドキッ!!
ところで、私は食事をする際には必ず膝の上にハンカチを広げます。
いつでもどこでも広げるクセがついているので、洒落たレストランで食事をする際、ナプキンがあるにも関わらず、うっかり広げそうになり慌てて鞄にしまうこともあります。
ちなみに、ナプキンが備え付けてある場合は、それを使うのがマナーです。
ハンカチを広げる理由は、こぼして洋服を汚すのがイヤだからです。しかし、店内をぐるりと見渡しても、最近はハンカチを広げて食事をしている女性は少ないようです。
冒頭の友人もハンカチを広げて食事をする女性なので、「そのハンカチ、春らしいわね」という会話から話題がハンカチの使われ方になったのです。
そこで複数の友人男性に聞いてみました。ズバリ! ハンカチで女性らしさを感じる瞬間はどんなときですか、と。
その結果、
(1)食事の際のひざ掛け
早速、嬉しい回答です。理由は、上品そう、育ちが良さそうとのこと。
(2)雨の日、鞄や洋服をササッと拭くとき
理由は、モノを大切にしている感じがするから。確かに、鞄や洋服を軽くふいておくと傷みにくいですし、電車の座席や訪問先の備品を濡らさずに済みますね。
(3)ハンカチを探しているときに、スッと取り出してくれたとき
気配りのできる人だと思うから。なるほど、スッと取り出せるということは、鞄の中も整理整頓されているのかもしれません。気配り上手は、整頓上手ともいえるでしょう。