「婚活の日」という記念日があるらしい。来る5月2日がその日で、「今年中に結婚するぞ! とあらためて婚活をがんばることを誓う日」だそうだ。
しかし、結婚したくてもお相手がいなくてはどうにもならない。結婚したい男女としては、ちょっとした悩みでも解消しておきたいところだろう。
「初デート割り勘って、一番フラれるパターン」
結婚相談所のサンマリエが実施した「結婚と婚活に関するアンケート2017」(対象は23歳~55歳の独身男女、8万8306サンプル。2017年1月19?31日調査)によると、男女ともに「出会いがない」「出会いの場が苦手」と答えた人は4割もいた。
運よく相手に巡り会えたとしても、デート中の振る舞いについて悩む人もまた多いようだ。Q&Aサイトの「Yahoo! 知恵袋」には、「女性と会話がはずんだら、その場の雰囲気を壊さないために食事代は男性がおごるハメになりませんか? 」という相談が寄せられていた。
男性は婚活サイトのマッチングサービスを使い、ある女性と初デートをした。会話が盛り上がり、その場の空気を壊さないため、食事代は男性が払うことになった。レジで「別々に」とは言えなかった...... とデート後も悶々がおさまらないようだ。
この質問に、
「初デート割り勘って、一番フラれるパターンです」
「内心、『結局は男がおごる羽目になる』だなんて思われてたら女性も悲しくなると思います。盛り上がって楽しいのに本音でそんなこと思われてるのは女性に伝わりますよ? 」
「将来の奥さんを見つけるための『自己投資』と思えず、『おごる羽目』と思うのであれば、奥さんなんか探さないことです。婚活するためには自己投資が必要です。相手を喜ばせるためにお金を出すことは、結局は相手のためではなく、奥さんを得る足がかりとするための自己投資なんですよ」
と、男性に手厳しいアドバイスが相次いだ。
女性は頑張ってオシャレしてるんです!
また、寄せられた声の中には、
「『割り勘で!』『おごられたくない!!』という女性はあなたのことを良いと思っていませんよ」
「しょっぱなから割り勘でもいいですが、たぶん恋愛対象から外れますね。もちろん、最初に奢っていただいたら、その次がお互いあれば次は出しますってなりますし。女性は頑張ってお化粧やらオシャレしてるんです。見栄張って。男性もそこは男気でサラッと払いましょう!」
と、お互いに好意を抱いているからこそ「奢る」のだという声もあった。
そうしたなか、男性が一番心に響いたのは、
「あたりめえだろ。何言ってんの。全部自分持ちでいく気で行かないでどうする。そんなだから今までフリーなんだろがよ。女の人に気を遣わせる前に女の人が知らないうちに会計済ましてスマートに振る舞うのが粋ってもんだ」
という回答だったようす。
「申し訳ありません... そのようにスマートにふるまえるように努めます」
と反省しきりだった。
はたして、2回目のデートに漕ぎ着けられたのだろうか。