18年卒の求人倍率、1.78倍 流通・建設で伸び率大きく

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   2018年3月に卒業予定の大学生・大学院生を対象にした民間企業の求人倍率が、1.78倍になることが、リクルートワークス研究所の「大卒求人倍率調査」でわかった。2017年4月26日に発表した。

   前年よりも0.04ポイント上昇。求人倍率の上昇は2012年から6年連続となった。

  • 求人倍率、6年連続で上昇!
    求人倍率、6年連続で上昇!
  • 求人倍率、6年連続で上昇!

中小企業で6.45倍、採用しにくく......

   求人総数は前年調査の73.4万人から、2.8%増えて75.5万人だった。業種別の求人倍率では、流通業が11.32倍(前年から4.34ポイント上昇)、建設業が9.41倍(前年から3.16ポイント上昇)と大きく上昇。採用しにくい環境が続いている。

   一方、学生の民間企業への就職希望者数は、前年とほぼ同水準の42.3万人だった。

   従業員規模別の求人倍率は、従業員が300人未満の企業では前年から2.29ポイント上昇の6.45倍と高い水準だったが、従業員が5000人以上の企業では前年から0.2ポイント低下して0.39倍となり、企業の規模による格差はさらに広がった。

   調査は2017年2月から3月にかけて実施。リクナビ2018会員の大学生・大学院生1622人と4509社の回答から推計した。

姉妹サイト