フィリピン人講師の熱心さに 心が動いた!
もう一つの大きな理由は、フィリピン人講師の熱心さです。
「安さ」が最大のメリットだと割り切った私は、高額なネイティブ講師のスクールではなく、安いフィリピン人講師のスクールを選びました。しかも、私が選んだスクールは受講数に制限がありません。先生さえ見つかれば、1日に何回も受講し放題なのです。
ネット上では、「人気がある講師は予約が取れない」と批判されていますが、これも事実。ランキング上位の講師はほぼ先約が入っていて、割り込む余裕はありません。
でも、このランキングも「果たして信用できるかな?」というのが「斜に構えた50女」の正直な感想です。
評価に納得する一方で、イマイチだった講師の評価が高くて驚くこともあります。若くてかわいい(かっこいい)講師や、「ワオ、すごい!」と大げさに反応する講師が「フレンドリー」だと評価されているケースも目立ちます。
地味な講師や口下手な講師、熱心なあまり指導が厳しい講師(何回も言い直しをさせる)に低い評価がついていることもあります。
私は人の評価は気にせずに、自分が良いと思った講師を選んでいますが、「まじめで、根気良くまちがいを訂正してくれる講師」が好み。こういう人はあまり予約が入らないので、いつも「しめしめ」と、ほくそ笑んでいます。
それにしても、フィリピン人は熱心です。フルタイムの仕事や学校と掛け持ちしている人が多いのですが、おしなべて明るく、疲れている表情を見せません。「朝シフト」「夜シフト」「真夜中」とシフトがあって、受講する時間帯によって自然と顔なじみができます。
訛りはありますが、それも人それぞれ。たまに「言っていることがよく分からない」人もいますが、優先順位を決めているのでまったく気になりません。
オンライン英会話の優先順位は「安さ」と「手軽さ」、そして「基本の復習」ですから、それ以上のことは他で補えばいいだけです。私は、BBCラジオでネイティブの音声を聴き、ネットニュースやNYタイムズを読んで応用力を磨くようにしています。
もう少し使いこなしたら、上級者向けの「オンライン英会話活用法」も会得します。それまでしばしお待ち下さい。
今週のニュースな英語 ~「ハリポタ」にもLGBT? ~
映画「ハリー・ポッター」の新シリーズで、若き日のアルバス・ダンブルドア校長先生の役を英国人俳優ジュード・ロウが演じることが発表されました。この配役をめぐって、意外なところに注目が集まっています。
「ハリポタ」の著者であるJKローリングさんは、以前からダンブルドアが同性愛者であることを公言していました。10年前のBBCニュースによると、ファンイベントで初めて「Dumbledore is gay」(ダンブルドアは同性愛者だ)と告白したところ、 一瞬の沈黙の後、会場から大きな拍手が起こったそうです。JKローリングさんは「I would have told you earlier if I knew it would make you so happy」(喜んでくれると分かっていたら、もっと早く伝えたのに)と、まるで教科書に出てくる「仮定法の例文」のように応えていました。
「ハリポタ」は時代に先駆けて、LGBTを取り上げていたのですね。