住信SBIネット銀行の住宅ローン取扱額が、3兆5000億円を突破した。2007年9月の取り扱い開始から9年6か月で達成した。
特に、2016年8月の3兆円突破後はわずか7か月で5000億円を突破し、取り扱い開始以来最速のペースとなった。
マイナス金利で借りやすくなる
同行で取り扱っている住宅ローンは、ネット専用住宅ローン、フラット35、ミスター住宅ローンMEALの3種類。なかでも最も取扱額が大きかったのがネット専用住宅ローンで、全体の約45%を占めた。
2017年4月19日のJ‐CASTニュースの取材に、広報担当者は「マイナス金利の影響で、住宅ローンを借りる際の金利が下がったことが主な理由だと考えております」と話した。
住宅ローン商品が全体的に伸びてきているのに加えて、固定金利10年金利0.5%で借り換えができる住宅ローンのPR活動や、2017年1月に開設した、ローン相談の専用代理店「新宿ローンプラザ」も効果があった一因とみている。
キャプション 住信SBIネット銀行の住宅ローン残高は右肩上がり