ゴルフ場やパチンコ、テーマパークなどの趣味・娯楽関連業種の中で、遊園地・テーマパークの売上高は唯一、プラス成長した。
経済産業省が2017年4月14日に発表した2月の特定サービス産業動態統計速報によると、遊園地・テーマパークの売上高は446億円で前年同月比2.4%増と、4か月連続で増加した。ただ、入場者数は2.3%減だった。
利用者数減が売り上げに影響
売上高を前年同月と比べると、対個人サービス業の趣味・娯楽関連業種(ゴルフ場、ゴルフ練習場、ボウリング場、遊園地・テーマパーク、パチンコホール)は、遊園地・テーマパークの1業種だけが増加。4業種が減少した。
ゴルフ場は2か月ぶりに8.6%の減少。利用料金収入、利用者数、営業ホール数のすべてが前年を下回った。ゴルフ練習場とボウリング場はいずれも利用者数が減り、売上高の減少傾向が続いている。
パチンコホールは8.4%減の2823億円と35か月連続のマイナスとなった。