生産年齢人口の減少止まらず 20年間で1000万人

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   働き手の中心となる、生産年齢人口の減少に歯止めがかからない。国立社会保障・人口問題研究所の「日本の将来推計人口」によると、国内の生産年齢人口(15~64歳)は1995年から2015年までの20年間で1000万人減少した。2017年4月10日に発表した。

   国内の生産年齢人口は戦後増加し続けてきたが、1995年の8726万人をピークに、それ以降は減少。2015年には7728万人まで減った。

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「日本はロボット・AI大国になるべき」

   15~64歳にあたる生産年齢人口が人口全体に占める割合は60.3%で、第二次世界大戦の影響が残る1951年(60.0%)に続く低さだった。

   この発表に、インターネットでは、

「生産年齢人口が減るなら人間以外に人間の代替をさせるしかないので、日本は最初のロボット・AI大国になるべき」

との声が上がる一方で、

「働き手不足っていうけど、雇用側は自分の望む人がいなくて人手不足。労働側は、自分の望むような労働条件が少ないから働かない。みたいなミスマッチが多いんでは」

などと、働き方の問題がある限りでは働き手も増えないのではないかとの声もあった。

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