契約社員の処遇改善に一歩 NTT、社員と同額の手当支給

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   正社員とは仕事内容や給与、待遇面などで差がある契約社員。独立行政法人 労働政策研究・研修機構の「データブック国際労働比較2016」によると、日本は諸外国に比べて非正規社員の賃金水準が低くいという。

   ヨーロッパ諸国ではフルタイム労働者の賃金を100とした時に、非正規は7~8割程度であるのに対して、日本では6割程度にとどまる。いかに低く抑えられているかがわかる。

  • 契約社員の待遇改善、第一歩!
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NTT、契約社員にも3500円の「サポート手当」

   こうした正社員と非正規社員の「二重構造」にメスを入れ、非正規社員の処遇改善を目的に、政府が「同一労働同一賃金」への取り組みを進めるなか、NTTグループではNTT東日本、NTT西日本、NTTドコモなどで、契約社員にも社員と同額の手当が支給されることになった。

   2017年4月から、正社員に支給していた食事補助を廃止。代わりにフルタイムで働く契約社員(約4万人)を対象に加えた手当を新設したという。

   これまで食事補助として正社員に支給してきた社員食堂などで使える月額3500円相当の電子マネーや食券を廃止して、仕事面や生活面から支援する「サポート手当」に衣替えした。

   これにより、契約社員にも正社員と同額の3500円が支給されるという。

   このニュースにツイッターでは、

「同額手当支給キタ──!!」
「儲けてるんだから平等にしてやればいいのに。差別していた理由がわからない」
「契約社員は食堂を使うな! ってところも多いからなぁ。経営者が意図的に社員に優越感を持たせるために」

といった歓迎や、高く評価する声が上がっている。

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