オリックス生命保険は、ユーザーから寄せられた「お悩み相談」に、全社員が回答するコミュニケーションウェブコンテンツ「BAKU BAKU ヴィレッジ」の運用を、2017年3月27日に開始した。
生命保険の契約に限らず、あらゆる不安や白黒ハッキリつけたいことなどを受け付け、同社の公式キャラクター、「BAKU BAKU(バクバク)」や社員が総がかりで調査。ユーザーが抱える「不安をバクバク食べて安心に変える」という。
GWのオススメを調査中
「BAKUBAKUヴィレッジ」のコンセプトは、ユーザーから寄せられた不安や悩みを解決することで「安心」をもたらすこと。最近は、オンラインでの自動応答など人工知能(AI)を活用したコミュニケーションが進んでいる一方、自動化で企業とお客が直接対話する機会は減ってきている。
オリックス生命では、企業とお客同士の「直接対話」の機会を大事にしていきたいと考え、「BAKUBAKU ヴィレッジ」の運用に踏み切った。
ツイッターのアカウントを所持するユーザーや、パソコンやスマートフォンなどからインターネットを利用できるユーザーであれば、誰でも投稿できる。
実際、これまでにどのような投稿があったのだろうか――。
「BAKUBAKUヴィレッジ」サイトをみると、それぞれの投稿に対して「調査中」か、「アンシン調査結果へ」と2種類の表示がある。
たとえば「調査中」の投稿では、
「今年もやって来るゴールデンウィーク(GW)。せっかくの連休も、毎年満喫しきれていない感じ。オススメの過ごし方は? 」
とある。
これに対し、「BAKUBAKU」が、
「せっかくのお休みだからリフレッシュしたいよね! ボクがゴールデンウィークを満喫するヒントを探してくるよ」
と記述。この「フアン(不安)」の解決策を図ろうと、現在、投稿は「調査中」になっている。