「今年もやよいちゃんパニックが始まる......」「やよいの誕生日なのでやよい軒高槻店に来ました」――。
定食チェーン「やよい軒」の大阪・高槻店に2017年3月25日、「アニメファン」が殺到し、長い行列をつくる「非常事態」が起こった。
年に一度の大イベント!
この店は、アニメ「アイドルマスター」に登場する人気キャラクター「高槻やよい」の名前にちなみ、「聖地」としてアニメファンに知られる。
キャラクターの誕生日である3月25日は、「高槻やよい生誕祭」「やよいちゃんパニック」と呼ばれ、ファンが店舗に訪れては「来店報告」とともに誕生日を祝うメッセージをツイッターなどに寄せる。
こうした現象について、「やよい軒」を運営するプレナスの広報室は3月28日、J‐CASTニュースの取材に、
「2012年から13年ごろからこの現象に気づきました」
と明かした。
とはいえ、同社は聖地巡礼をPRしたり、販促グッズを制作したりといった「聖地巡礼マーケティング」はしていないという。インターネットでの口コミを中心に、じわりとその存在が広まったようだ。
今年の「生誕祭」は土曜日だったこともあり、終日列がとぎれないほどの「大盛況」。通常営業日の「5割」ほど、売り上げが伸びたと話している。