脳科学的にはマイナス発言こそ悪影響
一方、日経ウーマンオンラインでは、脳科学者・米山公啓氏の著書「できる人の脳が冴える30の習慣」から
「口に出すことで忙しい、疲れたという言葉が、耳から自分の脳に再び情報として入っていきます。すると、脳内物質の一つで、脳を元気にさせる作用のあるセロトニンなどの物質が減っていき、脳にストレスをかけて神経細胞自体を減らすことになります」 との記述を紹介していた(2011年11月1日)。「マイナス発言を制限されるとストレスになる」と思う人が多いようだが、じつはマイナスな言葉を発することがストレスにつながるということで、番組に登場したIT企業「スピーノ」の取り組みは、理にかなっているといえるかもしれない。
「疲れた...」と言うと笛で警告される職場、あなたはどう思う?(MM)