男女ともに等しく活躍できる社会の実現が最重要課題となっている現代、女性が転勤や長期出張に出向くケースが増えているのではないだろうか。
共働き夫婦であれば、当然「妻の単身赴任」というケースも出てくる可能性があるが、それが新婚だったら・・・ ネット上では、駄々をこねる夫の姿が報告されている。
「新婚なのに配慮してもらえないの?」
Q&Aサイト「Yahoo!知恵袋」に、結婚10か月という共働き夫婦の妻から投稿が寄せられている(2017年2月1日)。
中小企業の総合職として働いている投稿者。片道2時間の距離にある支店で欠員が出て、支店の仕事が落ち着くまでという条件で2~3か月の出張を打診された。
夫に話すと、
「新婚なのに配慮してもらえないのか」
「独身の後輩に振ったらいいじゃないか」
と不満を言われてしまったという。
投稿者の職場の面々は、子供が小さかったり親の介護があったりする先輩方と経験不足の後輩たちで、「子供もいなく親も元気、経験年数も妥当な私が行くべき」と考えている。週の半分は本社で仕事するため家に戻ってこられることもあり、夫に対しては「新婚だからなんだってのよ」との思いを抱いている。
夫は団体職員で部長クラス以上でないと転勤もなく、残業なし、簡単に有休が取れる、長く在籍すれば勝手に給料が上がる...など、職場環境の違いも無理解に繋がっていそう。「仕事に理解を示すようなことを言って結婚したくせに...」と、投稿者は夫にちょっと呆れぎみのようでもある。
「いよいよ本決まりになりそうなので旦那に言わなければいけないのですが、何というのが角が立たないでしょうか...」
と、気が重い様子でアドバイスを求めている。