協調性、ちょっと気を遣ってみては?
その一方で、女性の「引き留められなかった」という言葉に少し引っかかりを覚えた人もいるようで、
「退職する人間に思いを寄せていては残された人はやってられません。穴埋めとか次のことを考えないといけないので。次が決まっている人を引きとめませんよ」
「自己評価は他人の評価よりも高いものです。自分が思ってるほど利益貢献してなかったのでは? 本当にいなければ困る人材なら引き留めます」
「残念ですが、夫も似たようなことを豪語してました。成績はトップ。職場はもちろん自宅でも仕事をしている、優秀だと。だけど妻の私からみると、迷惑行為に見えることもありました。成績トップを傘に着て、繁忙期に長期休みを取る。融通きいてもらえるのが当たり前だと思っている。『こんなにやってるんだから』が口癖。独立にあたり退職する際、どんな引き留めにあうかと思っていたら、あっさりと受理されました」
といった手厳しい意見もあった。
ただ、女性が教えを乞うた「心の持ち方」に対しては、
「それでも転職先が決まるんだから 優秀な方なのですよ。きっとスペック高くて、煙たがられたんですよ。次が決まっているんです。そこで活躍して、見返してやりなさい」
「たまには飲み会に参加したほうが良かったのかも。次の職場では、仕事だけではなく、協調性もちょっと気を遣ってみてはどうでしょうか」
「耐えるほど仕事しなくていいと思うよ。家庭も大事にね。仕事と家庭のバランスは難しいけど心機一転、新しい会社で頑張りましょ」
など、おおむね温かな声が寄せられた。