日本独自の進化を遂げて、いまや「ガラパゴス」化した「ファックス」だが、日本でもEメールの台頭などで出番が減ってきているように感じられる。
そんな時代の移り変わりが実感できる調査結果がこのほど発表された。「ファックスの使い方がわからない」若者は、じつに4割超にのぼるらしい。
知らない理由は「必要がないから」
気になる調査は、「マイナビ 学生の窓口」が実施したもの。大学生400人のうち、ファックスの使い方を知っているのは215人(53.5%)、知らないのは187人(46.5%)だった。
知っている人は「バイト先で使う」「家にある」「幼い頃使っていた」。その一方で、知らない人は「必要性を感じない」「家にあるけど使ったことがない」との回答だった(調査は2017年1月に実施し、結果は2月4日公表)。
この結果に対し、ツイッターでは、
「今の大学生がFAXの使い方知らんとか言うけど、僕もFAX初めて使ったの会社に入ってからだから普通なんやない?普通に生きててFAXが必要なケースってあるか?」
「自分もFAXの使い方イマイチ分からん 客観的に見ても完全にレガシーだしいつ切り捨てられてもおかしくない機能だとも思う」
「まだFAXが生きているのかよというのが、大学生の意見だな」
など、若い世代から「知らなくて当然」との意見が。
また、ファックスが一般的だったと思われる世代でも、
「俺40代で家にFAXあるけど、使ったことないし、使い方もわからないw」
「おっさんだが、ほとんど使ったことない」
と、使う機会がなく使い方を知らないという人もいるようだ。