目標決めてみんなでシェア貯金 天引きアプリなら挫折少ない?

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   金融サービスのネストエッグは2017年2月14日、自動預金サービス「finbee(フィンビー)」に家族や友人と一緒に貯金ができる「シェア貯金」の機能を追加し、サービスの提供を始めた。貯金の目的や目標金額、貯金のルール(いつ・どのように、いくら)を設定すると、それに従ってお金が個人口座から貯金用口座に移され貯まっていくというフィンビーの基本サービスを複数の人間でシェアできるようにしたもの。住信SBIネット銀行(SBI)の普通口座をもつ人どうしで利用することができる。

  • finbeeのアプリ
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自分なりのルールを設定

   たとえば仲間で1年後に海外旅行へ行こうと決め、目標金額を100万円に設定する場合、まず幹事役のAさんがアプリから(1)フィンビーの会員登録をし、(2)貯金目的をリストから選んで設定、(3)いつ、どんなかたちで、いくら貯金するかのルールを設定し、(4)SBIの口座を設定する。これでAさん分の貯金が始まる。

   続いてAさんは、メールやLINEなどで仲間を「招待」、会員登録したそれぞれの仲間が「一緒に貯金する」を選び、アプリから同様の手順で設定を行ってシェア貯金に参加する、というもの。随時、預金額や残り日数、仲間一人一人の預金額が確認でき、全体の目標額に達すると、各自の預金分がそれぞれの口座に振り替えられ、引き出せる。途中で設定を変更することもできる。

   貯金のルールは、「毎週日曜日に1万円」など一定の頻度で一定額を預金する、デビッドカード支払額の「おつり」分を預金する、1日に歩いた「歩数」についてあらかじめ決めた分を預金する、1か月のカード利用設定額(任意)に達しなかった差額分を「空き枠」として預金する、の4つから複数選べる。元の口座が一定額以上減らないよう設定もできる。

   現在、アプリはiOS版のみ対応。Android版は17年4月以降を予定。

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