30歳以下のほとんどが一生共稼ぎに
むろん、投稿主と驚きを分かち合う人も。
「物凄い批判の嵐ですけど、その反応の鋭さがそのまま大学以上でて専業主婦の女性にとって一番言われたく事を示しているのでは? と思います。確かに高等教育受けて数年からせいぜい10年ほど働いて、あとの人生無職だったら正直何のために学歴つけたのかって思いますよね。ただ日本も共稼ぎがマジョリティにシフトしましたし、現在の30歳以下の世代は殆ど一生共稼ぎになると私は思います」
一人一人の問題ではなく、やはり社会の問題だという指摘もある。
「個人の選択ミスではなく、教育システムが社会と連動していないからです。例えば、自分が将来どこに就職し、誰と結婚し、どこに住むかなどわかりませんよね?どこにいても、誰と暮らしても安定した生活ができるようなシステムを作るのが本来あるべき姿でしょう」
「日本の会社制度が大きいのではないでしょうか。転勤もありますし。よく考えてください。朝早くから夜遅くまで帰ってこない男性の働き方を変えない限り、女性は家の事と子育てだけでも結構大変、そこへきて稼ぐ役割までどっぷり背負わされるわけですよ」
多くの回答を見て、投稿主は「転勤族だったり、保育園に入れなかったり、止むを得ず退職した方を取り上げたわけではないのです。何も考えずに仕事を辞めて、『時給の低いパートしか無い』と嘆いている人達に、なぜ辞めちゃうの?と問いたかったのです」とフォローを寄せた。
専業主婦でも、共働きでも、本人が幸せであることが一番なのは当然。それを了解したうえでも、女性が大学で学んだことを社会に生かしていくのはどういうことか、という根本的な問いには、なお答えがはっきりしていないようにも見える。(KM)