空のグラスに気づかない―論外
多くの回答者がかちんと来たのは、「女子は気遣えない」という営業マンの言葉。「そもそも女性社員にお酌を強要するのがアウト」「コンパニオンじゃないんだから」など、投稿者の職場への非難が集中している。
いささか争点がずれたが、質問趣意の「会話途中のお酌」については、
「『あ、そうなんですかあ』とか言いながら注いじゃえばいいのです。話を中断する必要なし。飲める人からすると空のグラスは寂しいかも。飲み会の始まりの頃は、『誰かが一口飲んだら注ぐ』を繰り返すと徐々にグラスが空にならなくなるので、そこから腰を落ち着けて話せます」
「>空いているグラスに気づかなかったり これは論外。飲み会の場でもそういう気配りはあってしかるべきことです。念の為に言っておきますが、女性に限定した話ではなく、男性もそうです。>話を中断してまでお酌をするのは、目の前の相手に失礼 お酌って話を中断するほどのものですか?ほんのちょっと途切れる程度のことで、気にするような人はいませんよ。それよりも、空のグラスを放置するほうが失礼です」
と、少ないながらアドバイスが書き込まれている。上下関係を多とする職場の飲み会では、上役のグラスは空のままほうっておかないのが常識、ということらしい。
少し古めの情報だが、生活情報サイト「nanapi」の記事「忘年会で上司に気に入られる3つの大事なこと」(2010年11月30日)では、お酌のポイントとして
「常に上司が飲んでいるテーブルを見渡して上司が何を飲んでいるのか把握しましょう。中にはずっとビールの人もいれば途中から焼酎や日本酒に変わる上司もいる」
「上司のグラスが残り1割位の残量になってきたら会話の流れを切らないように同じお酒を注文するか同じお酒を作りましょう」
と教示されている。
今回の投稿者の訴えからすると「会話の流れを切らないようにってのが難しいんだよ!」ということだろうが、世間ではそうしたナイーブな気遣いよりもマニュアル的な対応が基本として求められているということなのか。
年功序列社会に生きる社会人には必要なスキル、と割り切って頑張りますか?(MM)