2016年のギョーザ(餃子)の1世帯あたり年間購入額で、静岡県浜松市が3年連続の日本一に輝いた。2017年1月31日発表の総務省「家計調査」12月分速報値を加えて集計した結果を、同市が発表した。この統計では、宇都宮市が2010年まで15年連続で守っていた首位の座を、浜松市が2011年に奪い初の日本一に。2013年に奪還されたが、2014年からV3。両市は「餃子の街」の東西二強としてしのぎを削っている。
「直虎ちゃん」と喜び分かつ
浜松市の年間購入額は前年比172円増の4818円。宇都宮市は12月に623円を積み増し追い上げたが(浜松市は12月、384円)、4651円にとどまった。宮崎市(2895円)、京都市(2869円)、大津市(2753円)が続いた。統計の対象となるのはスーパーや持ち帰り専門店で購入されるもので、中華料理店で食べたり持ち帰ったりするもの、スーパーなどで売られる冷凍ものは含まれない。
浜松市役所の公式ツイッター「てんこちょ浜松」は31日、「総務省家計調査の『ぎょうざ』品目で、浜松市が初となる3年連続日本一を達成しました!!」と投稿した。掲載された写真では、鈴木康友市長と市のマスコットキャラクター「出世法師直虎ちゃん」が万歳して喜びを表現している。
こうしたニュースが流れると、ツイッターには、
「また浜松市ギョーザ日本一じゃん!おめでとー!」
「これは宇都宮が黙ってないんじゃないか(笑)?」
といった声が寄せられた。