性格や価値観、共通の趣味など結婚相手に望むことは数多くあれど、「まずは先立つものが大事」と考える人も少なからずいるのではないだろうか。
マンションの価格相場を提供する株式会社マンションマーケットの調査によると、未婚女性が結婚相手に求める年収は「500万円以上」が最多であることが分かった(実施:2016年11月/対象者:20代~40代の未婚女性/有効回答数:335人)。
自分より稼いでもらわないと
詳しく見てみると、全体では「300万円以上」6.9%、「400万円以上」12.6%、「500万円以上」21.9%、「600万円以上」17.8%、「700万円以上」8.5%、「800万円以上」7.3%、「900万円以上」0.8%、「1000万円以上」12.1%、「年収は気にしない」12.1%となっている。
これを女性の年収別に見てみると、「女性の年収が200万円未満」の場合「相手に希望する年収は500万円以上」19.7%、「同200万円以上300万円未満」の場合「同500万円以上」26.8%、「同300万円以上400万円未満」の場合「同500万円以上」36.8%、「同400万円以上500万円未満」の場合「同600万円以上」21.6%、「同600万円以上」の場合「同1000万円以上」35.3%となり、女性の年収が高いほど、相手に望む年収も高くなる傾向が顕著に見てとれる。
その理由としては、
「自分よりは稼いでもらわないと生活が不安だから」
「自分より下は嫌」
「一世帯で合計1000万円ぐらいないと、生活が厳しくなりそう」
といったコメントが寄せられていた。一方には、
「自分が働いているので、ニートでなければ構わない」
「相手に養ってもらおうという考えはないので、一緒に働いて生活していきたい」
という声も少数派ながらあった。