コンビニ大手のローソンは、2017年1月24日から国内全店舗で、スマートフォンを使った中国の決済サービス「アリペイ(支付宝)」での支払いに対応する。昨年から一部店舗で利用できたが、1月28日からの春節(旧正月)に多くの中国人旅行者の訪日が予想されることから、需要を見込んで約1万3000あるすべての店舗での導入を決めた。全国展開はローソンが初となる。
中国では4億人以上が利用
アリペイは、中国のネット通販会社最大手のアリババグループが運営する電子決済サービス。スマートフォンの画面に表示されるQRコードを端末で読み取ることで簡単に支払いができる。中国ではおよそ4億5000人が利用しており、日本でも中国人旅行者の買い物の利便性を高めようと導入が拡大している。
日本政府観光局の統計によると、2016年日本を訪れた中国人は600万人以上。