「レアカードになる」という方法
「実は、この業界、新卒で就活をしたときに受けて、落ちた業界なんです。リーマンショック後で就活も本当に厳しかったし、自分にも実力がなかった。でも、ちゃんと自分が誇れる実績を作った上で、再チャレンジすることができたんです」
人と同じことをしていたら、優秀な人には勝てませんし、自分より先に始めた人を追い越すのも困難です。しかし、人がやりたがらないこと、人気がないこと、でも、市場から望まれることをできる人は重宝がられます。いわゆる「レアカードになる」という方法です。
彼はインドネシアに来た当初から、でっかい仕事をやりたいという野望を語っていました。その野望に向けて着々と堅実に進んでいる姿を見ると、実に頼もしく、私にとってもこういう人をもっと増やしていきたいという、今の事業へのモチベーションになります。
日本の若者のみなさん。まだまだチャンスはありますよ!(森山たつを)
※本人の特定を避けるため、業種や年齢などを細かくずらしています