福島・郡山の酪王乳業が1976年以来発売している乳飲料「酪王カフェオレ」は、県民の郷愁をそそる「ソウルドリンク」なのだという。2016年11月14日、発売40周年を記念してカップ入りの「酪王カフェオレアイスクリーム」が売り出されると、6千個が2週間でほぼ完売、その後も品薄状態が続いた。毎日新聞(2016年12月14日)、朝日新聞(2017年1月4日付)、河北新報(2017年1月7日付)にも相次いで紹介され話題沸騰。
大みそか、売り切れでした
ツイッターをのぞくと、お正月休みに帰省して探し求めた人も多いようで、
「酪王カフェオレとバニラアイス買ってきたけど雪降ってないしあったかいし平和な正月だ...」
「安達太良SAで酪王カフェオレアイス買えるっていう昨年12/24の情報だけど、12/31の午前中にはすでに無かったから(泣)」
「酪王カフェオレ、地元スーパーでも買えるけど、昔懐かしい感じが好き。アイスもあったんだー」
など、歓声や悲鳴が交錯していた。
「カフェオレアイスクリーム」のほかにも「みんななかよしプリン」、高速道路のサービスエリアなどで売られる「酪王ソフトクリーム」、ローソンオリジナルの「酪王カフェオレプリン」などがあり、これらも福島県民の心をくすぐるようだ。ツイッターは、
「酪王カフェオレプリンは先月たまたまコンビニで見つけて食べたけどアイスクリームは知らなかった。後で片っ端から漁ろう」
「うま~い!やっと見つけた酪王カフェオレプリン♪」
「安達太良SAで酪王カフェオレアイス他、酪王関連商品買えるよ。後、ローソンに行けば酪王カフェオレプリンも買えるよ。アイスとプリン食べながら酪王カフェオレ飲むと味の再現度の高さにビックリできるよ。だから、酪王関連商品買いに福島においでよ(屮°□°)屮」
「道の駅安達上り線(福島県二本松市)にて、定番の酪王カフェオレソフトクリームを堪能。ほんのり甘さとクリーミーさが最高...」
と、ファンのコメントでにぎやか。味わった人たちの「口福感」が伝わってくるようだ。
ツイッターにはソウルフード自慢の声
正月に帰省した人の中には、それぞれのソウルフードを存分に味わった人、土産に買い求めた人も多かったのだろう。ツイッターには、
「焼き饅頭は群馬県民のソウルフード」
「551の豚まんも帰省のときに必ず買って帰る定番土産」
「『激安すぎる35円オムレット!小倉駅前の名物パン屋 シロヤベーカリー』、帰省した時に必ず買うのはコレ。学生時代によく買ってたので懐かしい、安くて美味いは学生の味方」
「岐阜土産『栗きんとんラングドシャ』と、私の生まれ故郷の懐かしい銘菓『九十九島せんぺい(ハウステンボスバージョン)』を頂きました♪ 九十九島せんぺいは、どうしても食べたくて ネットで注文したくらい大好きので本当に嬉しかったです、ありがとう(*´ω`*)...思わず雄叫びましたw」
「博多通りもんは世界で一番美味い土産菓子」
「あんこ土産のレジェンド、三重県の『赤福!』」
といったお国自慢の声が満ち満ちている。
小腹を満たしたところで、今年も頑張りますか。(KM)