サッカー界もカンボジアに学校 子供たちに校舎より必要なのは

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誤解していけないのは

   ただ、誤解してはいけないのは、本当に足りないのは「学校」ではなく「先生」だということです。

   年配の教育者が少なく、さらに若い人も教師の給料が非常に低いためなりたがらず、先生は慢性的に不足しています。

   学校の校舎を造っても、先生がいないと教育はできません。その先生を雇うお金をどのようにして永続的に調達するか、そこが一番のポイントなのです。

   本田選手もJ3藤枝も、サッカーを通じて、この国の教育レベルを上げようとしています。これは本当に素晴らしいことです。ぜひ、この国で先生になる人をたくさん育て、彼らに充分な給料が支払われる仕組みをつくっていただき、より多くのカンボジアの子供たちが幸せになれるような事業を運営してもらいたいと思っています。(森山たつを)

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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