誤解していけないのは
ただ、誤解してはいけないのは、本当に足りないのは「学校」ではなく「先生」だということです。
年配の教育者が少なく、さらに若い人も教師の給料が非常に低いためなりたがらず、先生は慢性的に不足しています。
学校の校舎を造っても、先生がいないと教育はできません。その先生を雇うお金をどのようにして永続的に調達するか、そこが一番のポイントなのです。
本田選手もJ3藤枝も、サッカーを通じて、この国の教育レベルを上げようとしています。これは本当に素晴らしいことです。ぜひ、この国で先生になる人をたくさん育て、彼らに充分な給料が支払われる仕組みをつくっていただき、より多くのカンボジアの子供たちが幸せになれるような事業を運営してもらいたいと思っています。(森山たつを)