年間ランクにこんな歌あんな曲 おっと「カラハラ」気をつけて

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   ふだん疎遠な親戚、知人、旧友と顔を合わせる機会が増える年末年始、流れでカラオケに繰り出すこともありそうではないか。マイクが回ってくるのに備えて、今年のはやりを仕入れておくのもよいかもしれない。参考になりそうなのが、カラオケ通信サービスのジョイサウンドから発表された「2016年JOYSOUNDカラオケ年間ランキング」。

  • マイクを無理強いしないこと
    マイクを無理強いしないこと
  • マイクを無理強いしないこと

オジサンが知っていそうな歌も

   早速、総合ランキングを見てみると、

   1位「海の声」(浦島太郎〈桐谷健太〉)」、2位「糸」(中島みゆき)、3位「ひまわりの約束」(秦基博)、4位「トリセツ」(西野カナ)、5位「ハナミズキ」(一青窈)、6位「残酷な天使のテーゼ」(高橋洋子)、7位「365日の紙飛行機」(AKB48)、8位「小さな恋のうた」(MONGOL800)、9位「SUN」(星野源)、10位「奏(かなで)」(スキマスイッチ)となっている(以下、30位まで発表/カラオケ集計期間2016年1月1日~11月30日)。

   年間総合1位の「海の声」は、au「三太郎シリーズ」のCMでお馴染みの曲。意外にも、ランキング10位までに今年の発売曲は少なく、「海の声」のほかは「365日の紙飛行機」だけ。「逃げ恥」で話題の「恋」(星野源)や「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」(ピコ太郎)は間に合わなかったようで、30位までに含まれていなかった。

   逆に「糸」(1998年)、「ハナミズキ」(2004年)「奏」(2004年)などの「名曲」は発売から10年以上を経てランキング入りしている。『新世紀エヴァンゲリオン』のテーマ曲「残酷な天使のテーゼ」、映画『STAND BY ME ドラえもん』の主題歌「ひまわりの約束」など、「アニメ枠」も根強い人気があるようだ。

ツイッターには「苦手」と訴えが

   何を歌うかはもちろん個人の自由だが、最近は、嫌がる相手を無理にカラオケに誘うことを「カラハラ(カラオケ・ハラスメント)」とする風潮にあるようで、注意が必要だ。職場の仲間で歌うときに、部下に無理強いすれば「パワハラ」、デュエットを強要すれば「セクハラ」にもなりかねない。

   実際、ツイッターには「カラオケが苦手」というつぶやきがあふれている。

「土日の忘年会行きたくね~。金払って1次会2次会カラオケってわけなくていいだろ。カラハラで訴えるぞ。つまんな」
 「眠いよー。忘年会やだよー。ご飯だけで終わればいいけどカラオケ連行やだよー。最近なんでもハラスメントつけりゃいいってもんじゃないよ!って思ってたけどカラハラだよ。へったくそな歌延々聞かされて歌いたくもない中で歌わされるとか苦痛」
 「自分も、カラオケはとにかく苦痛以外の何者でもないからスゲーわかる。よかれと思ってマイク渡されるから余計に...」
 「人前で歌うことを苦手としている人を無理矢理カラオケに連れていくなんてひどい!!しかも歌え!ノリ悪いだと!?カラハラはやめるんだ!!!!」

などと、その場ではあからさまに訴えられない心情を吐露する人が多かった。

   カラオケ二次会に向かうときには、ご配慮を。(KM)

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