「派遣さん」にもいろいろな人が
多かったのは、「気にしすぎ」ではないかという助言。
「ただ単に、本当に電話番がほしいんだと思います。それだけのことです」
「派遣社員は『お客様扱い』なんですよ。正社員が避難指示をしますので、指示に従ってください、ということですよ!!」
「避難訓練は『自社の都合』であり、『お客様には関係ない』から。でも、私も正社員の時、電話番した事ありましたよ?」
「上司の感覚では、通常の仕事の範疇外と言う認識だったのでしょうか。例えば社内運動会や、清掃活動のような。だから派遣さんにやらせるわけにはいかない、参加させるまでも無いと判断したとか」
「訓練ですから。世間は仕事してます。電話がかかってくる可能性ありますし。誰も出なかったら、それこそ『何事か!?』ってなります」
「あくまで訓練だから」「派遣社員に求められる仕事ではないから」となだめる声が多く届いた。
また、なかには、
「私が勤めていた会社にも、いろんな派遣さんが来ました。『個人情報うんぬん』で個人メールアドレスの登録を拒否した人もいました。その人はもちろん避難訓練も参加しませんでした。別の人は『避難訓練で使うヘルメットをかぶると、髪が乱れるから拒否』っていうのもありました。そんなこんなで、派遣さんは電話番というのが暗黙の了解になりましたね」
「正社員もですが、特に派遣社員にはいろんな方がいるのです。『朝礼を始業5分前に行った』『契約にないのに給湯室の電気ポットに水を入れさせられた』『複合機に紙を補充させられた』、もう、簡単に労働基準監督署へ通報されます。派遣先の企業もトラブルを避けたかったのでは?」
と、派遣社員の誰もが訓練参加を望むわけではない、という事情を強調する人もいた。
これら親身の回答を踏まえ、投稿者はこのようにわが身を振り返った。
「実は私は以前被災地で生活していたこともあり、避難訓練も実践的な感じで真剣に参加していました。そんなこともあり、今回のことはちょっと過剰反応してしまったのかもしれません」
どうやら心の整理ができたようだ。
備えあれば憂いなし。たとえ訓練に参加しなくても、避難経路の確認などは、しておいたほうがよさそうだ。(KM)