「夢よい酒場」への5か条は
人は、他人との比較で優位に立ったとしても、あるいは自分の仕事の価値と異なるところで評価されても、「充実感」を得られないことが多い。自分の心が本当に求めるもの、実現したいことが得られて初めて充実感を覚えるのだ。すなわち目標管理の基本は「自己管理」である。
従って仕事の達成度や企画力、具体的改善についての評価、あなたの専門技術において「自己開発」がなされたかについての評価は、人の指図によってではなく、己の自立した精神に基づいてなされるのが望ましい。やはり満足感というものは、自分の心からの目標が達成されたか、されないかの考量により初めて生まれるものと考えられる。
せっかくの二次会は「悪口酒場」ではなく「夢よい酒場」にしよう。そのためには、
(1)他人との比較はやめよう
(2)悪口はなるべく言わないようにしよう
(3)自己目標を達成したら、自分で自分をほめよう
(4)ストレス学の祖、セリエ博士のまねをして「人に感謝」しよう
(5)酒場では「夢」を語ろう
酒場での議論のトーンを上記のように修整すれば、きっとお酒の味も倍おいしくなって、少量でも「ほろ酔い」になるであろう。
来年もよい年になりますように。
(佐藤隆)