パナソニックは、メガホン型翻訳機を使った法人向け多言語音声翻訳サービス「メガホンヤク」を2016年12月20日に開始する。メガホンに日本語で音声入力すると英語、中国語、韓国語に翻訳して再生する。空港や駅、展示・イベントなどを行うホールやスタジアム、テーマパークや観光地などで外国人の来場者や客をスムーズに誘導するために用いられる。
利用者専用の文章も追加可能
使用される翻訳機には約300の定型文が登録されているほか、数字などの単語を含む文章をパターンから選択することで全体として1800パターンの文章が利用可能になっている。利用者の要望に応じ、使用する場所や用途に合わせたそれぞれの利用者専用の文章を追加することもできる。
また定型文の管理や更新、ソフトウェアのアップデートなどのメンテナンスはクラウドサービスとして提供される。翻訳機は屋外でも使えるよう防塵・防水設計がなされている。
「メガホンヤク」サービスは、36か月契約で提供され、価格はオープン。