目標! 20代で1000万円 貯蓄・投資学ぶ「富女子」見参

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   最近、「腐女子」ならぬ「富女子」という新しいくくりの女性たちが注目されているようだ。「女性自身」によると、20~30代で1000万円を貯める女性が増えているという(「20代で1千万貯金する『富女子』が急増中!本人たちを直撃」2016年11月11日)。

  • 積極的に貯蓄術や投資を学ぶ今どき女子たち
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生涯お金に困らず自立して生活

   同記事によれば、普通の会社勤めの女性たちが「富女子会」なる集まりをもち、定期的に勉強会やセミナーを開いて貯蓄術や投資について学んでいるという。参加者は「5年で1000万円」を目標に、お互いの「貯蓄計画表」についても意見交換を行う。

   「富女子会」を運営しているのは『富女子宣言』(幻冬舎)の著書がある、投資コンサルタントの永田雄三さん。富女子の定義は「若いうちに1000万円を貯め、お金の知識をしっかり身につけ、生涯お金に困らず、自立して生活していける女性」。

   富女子会のホームページによると、会員数は約150人。会員の年齢は25~35歳ぐらいで、平均貯蓄高は約400万円。貯蓄額1000万円以上を達成した人は6人いるという。「女性自身」の記事では、「実家暮らし」の利をいかし、給料の手取りの半分を貯め、目標額を達成した女性も紹介されている。彼女は1000万円を頭金に中古マンションを購入し、不動産投資をはじめたそうだ。

「都会でなきゃ無理じゃない?」

   こうした積極女子に対し、ツイッターでは、

「1千万を貯蓄に回すのでなく、投資に突っ込んでるのが素敵」
「最近、富女子が多いんだ。いい事、いい事」
「まぁその気概は大事じゃないですかね。私のようにシングルマザーになってからじゃ貯めるどころじゃありませんw 実家にも親孝行できるうちに還元しなよ」

といった肯定的な意見も見られたが、一方には、

「すごいとは思うが人間的に見たら相当つまらない部類に該当すると思う」
「富女子って友達いなさそう。外見が安っぽい」
「テレビで富女子が節約のために『本は図書館。映画や音楽はネット』と紹介してたら、すかさずLiLiCoが『映画は映画館です。映画は映画館で観るために作られています』と口を挟んだのがすごいよかった」

など、「お金にこだわりすぎでは?」と拒否反応を示す人も。

   富女子たちは条件に恵まれているのだという指摘もある。

「実家暮らしの社会人の女のどこが『自立して生活していける女性』なんだ」
「貧困女子と一層二極化するだろうね。『実家暮らしだったこともありますが』ってそれが一番の理由ですよ(笑)」
「これってさー、やっぱり都会じゃなきゃ無理じゃない??地方の手取り10万ボーナスなしで貯める方法とかの方が需要あると思う」

   もっとも、いまだ「富女子」よりも「腐女子」が先に来るようで、

「次女に『ふじょしって知ってる?』て聞かれて気絶した。富女子だった」

のような笑い話も。

   もちろん、貯蓄は立派な心がけ。支出とのバランスを考えながら豊かな生活を送る、賢い富女子であってほしい。(KM)

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