良い人ぶると症状が増える? ゲップやおならもストレスから

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「呑気症」の可能性も

   ゲップやおならが頻繁に出てしまう症状については、ヘルスケア製品を展開するオムロンの公式サイトにも解説が掲載されている。

   仕事や人間関係などで緊張したり、不安になったりした時に思わず唾液を飲み込むことがあるが、そのとき同時に空気も飲み込んでいる。ストレスのかかった状態が慢性化すると、飲み込む空気の量が多くなって胃や腸に溜まり、ゲップやガスなどの症状が出やすくなる。それを人前で抑えようとしてさらなるストレスを呼び、また空気を飲み込んでしまう......という悪循環に。このような病気を「呑気症(どんきしょう)」または「空気嚥下症(くうきえんげしょう)」という。

   また、緊張や不安がある時や、スポーツをしたり重い荷物を運んだり仕事を頑張ろうとしたりする時、知らず知らずのうちに歯を噛みしめる。この時舌が上あごに付き、唾液が奥に流れやすくなる。その唾液と一緒に空気を多く飲み込んでしまう。これは「噛みしめ・呑気症候群」といい、ゲップやガスに加え、頭痛や肩こり、目の痛み、ふらつきなどにもつながる。

   予防対策としては、

「積極的にストレス解消を図る」
「時々意識的に深呼吸するなどして、噛みしめグセを改善する」
「食事はよく噛んでゆっくり食べ、胃腸に負担のかかる揚げ物類は控えめにするなど、食事に気を付ける」

の3つが挙げられている。(MM)

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