ネスレ日本が阪急電鉄の駅構内に立ち飲み式カフェ「ネスカフェ スタンド」をオープンする。ドリンクは一律100円(税込)とし、2016年12月中に兵庫県・大阪府内の計5駅に出店する。
1ドリンクに「キットカット」1つ
イタリアの街角にあるバール(喫茶店のような飲食店)をモチーフにしたカフェスタンドで、1号店は12月2日、塚口駅(兵庫県尼崎市)の梅田・伊丹方面ホームに開業。5日には逆瀬川駅、岡町駅、総持寺駅、高槻市駅の4駅にもオープンする。
メニューは、同社のコーヒーマシンで抽出したコーヒーやエスプレッソなどドリンク6種。1ドリンクにつきチョコレート菓子「キットカット」を1つ無料で提供する。一部店舗では新聞や菓子も販売する。
一律税込100円の値付けについては、「駅という場所柄、気軽にご利用いただけるようワンコインに設定した」(広報担当者)。1杯分お得な回数券(6枚綴り500円)、2か月間で最大30杯飲める定期券(980円)も用意する。
広報担当者によると、2017年6月末までに阪急沿線計20駅に展開する予定。本格的なコーヒーを飲みながら話がはずむような、地域の人々に愛される場を目指していく。